俺様さんが愛する人~甘い約束~
~第二章~
忙しい朝
将樹side
遅い、遅すぎる!!
何してんだ?あいつは
ドア開いてたりして・・・
ガチャ
マジで・・・どこまで無防備なんだよ
「零華ぁ?」
まさか寝てんじゃねぇよな?
スースーと奥から規則正しい音が聞こえた
寝てんじゃねぇか・・・
「零華?起きろ。零華!」
「ん?将樹さん、将樹さん?どうしてここに?」
起きたばかりの零華が目をごしごしこすっている
「遅刻、今7:50。早く支度しろ」
はっとした零華
「はい!ちょっと待っててください」
零華は制服で寝てたものの
しわはついてなかった
登校中俺はしっかり手を繋いだ
繋いだ時はビックリした
その手は小さくてでも温かくて
そんな手を俺ははなしたくなかった
まぁその日は無事終わって帰る支度した
零華のクラスに行くか
「零華ぁ~帰るぞ」
そういった瞬間うるさい声が頭に響いた
「ごめんね帰ろうか?」
「ちょっとどういう事?零華さん
じ・じょ・う説明しなさいよ!!」
うっせーな零華の肩を引き寄せた
「この子は俺の彼女です。
僕から付き合おうっていいました
なのでさようなら」