俺様さんが愛する人~甘い約束~
二人の気持ち
零華side
季節は夏の7月上旬!!
将樹さんとは何にもなく平凡に過ごしていました
そしてあたしは今4時間目の授業を抜けて
「あの零華ちゃんに彼氏がいるって事
も知っています
だけど俺、零華ちゃんの事好きなんです
だから将樹さんと別れて俺とつきあって下さい」
そう言う彼は
早川 港(ハヤカワ ミナト)
かっこいいと言うよりも可愛いの方が
あっている男の子
答えはもう決まっている
「ごめんなさい。あたしは将樹のことが好きだから
別れられませんだから」
将樹って呼び捨てにしているのは不自然だからって
本人に言われたから
その後を言う前に港君がニヤリと笑った
「え・・・?」
なんだかこの人気持ち悪い
「なぁーんだ別れてくれないんだぁ
そんな零華ちゃんにはお仕置きしないとね」
そう言った
お仕置き・・・
「入ってきていいよ」
港君がそういった瞬間に
チャライ先輩?のような人5人ぐらいが現れた
同じ、あの時と・・・
あの時にまわされたように
また・・・
忘れかけていた記憶が思い出していく
「ねぇ港君、本当にこの可愛い子
やっちゃっていいの?」
あの時も―――――
「秀ぅー、やっていいの?
可愛いか・の・じょ」
だんだん忘れかけていた記憶が
今思い出していく
先輩たちが近づいてくると同時
にあぁ・・・あたしまたやられちゃう
「助けて!将樹」