俺様さんが愛する人~甘い約束~

「すんませんでしたぁ」

そう言って逃げてった5人と港君

「大丈夫か!!」

そう言ってあたしを抱きしめた

「ふぇ・・・」

あたしは温かい腕の中で久しぶりに子供のように
泣いた

「ねぇ、将樹さん」

あたしはこの気持ちを伝えたい

「まて、その前に将樹さんのさん付け
 をやめろ」

「うぅー」

「わかったな?」

「将樹のことが好き、大好き
 だから・・・あたしと付き合ってください」

最後は恥ずかしくて将樹の胸に顔を
埋めて言った

「零華?」

優しい声で耳元でささやかれたから
素直に将樹の顔を見た

あたしの好きな優しい顔で・・・

「なぁに?」

「零華さぁ俺のこと好きなわけ?」

俺様でたぁ~

「うん」

まっすぐ顔を見て言った



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