恋の一方通行


『私…こんなに優等生面してるけど
ホントはこんなんじゃないんだ…
姫って柄じゃないの…元ヤンなんだ…

冷めた…?
拓が好きなのはユー姫で私じゃない…』

「ぅうん…嬉しい。」

『はっ…?あっ!!?』

「いいよ…俺の前では素出してよ。


なんとなーくね…気付いてたんだ。
だから…
正直に教えてくれて…
皆が知らない悠稀を知れた気がして…

嬉しかったんだ…」



『拓……』

ギュッ


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