恋の一方通行
昼休みにて


『ねぇ…紗李亜?ちょっと話があるの。』

「何…?またしょーも無い事だったらキレるから。」

『ぅ…うん。

ちょっと来て。』





使ってない空き教室で

「何なの!?こんな所まで来て。

あっ!!誰も居ないここでウザいから潰そうって!?」

『落ち着いて!!!紗李亜!!!』

「馴れ馴れしい!誰が呼べって言った?」

『えっ…私達、親友じゃないの…?』

「親友って何…!!?

お互いの相談乗って?
自分の気持ちより優先してまで守りたいモノ?



あたしだってずっとそうやってきたよ!!!

悠稀の事、親友だって思ってたから。



でも…もう限界なの…」


紗李亜はその場に泣き崩れた



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