恋の一方通行


『ありが…』

前を見た瞬間、目があった


廊下からすごく悲しそうな目で私達を見ている







ーーー…隼人と



絶対カンチガイされた…

でも私は隼人の何でも無い

彼女でも無ければ…

クラスメートでも無く…




友達でさえ無い…


誤解を解く必要なんて無いのに

胸が張り裂けそうだった



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