恋の一方通行


「俺は、ユー姫チャンに告白される前も、された時も

今もずっと

ユー姫チャンが好きだ。


でも……ユー姫チャンも知ってるように
俺は親に捨てられたようなモンだ。


だから、俺じゃ幸せに出来ないと思ってフッた。
俺も諦められるように友達もやめた。

だけど、いくら会わなくても諦められなくって
想いは募る一方だった。


そんな時ユー姫チャンの親友に勇気付けられた。」

『紗李亜が……』


そんな……嘘…でしょ?

夢………なんでしょう?



こんな都合の良い夢…いらないよ

夢から覚めたら
悲しくなるだけ


覚めるのなら今のうち




< 199 / 238 >

この作品をシェア

pagetop