恋の一方通行
「俺は、ユー姫チャンに告白される前も、された時も
今もずっと
ユー姫チャンが好きだ。
でも……ユー姫チャンも知ってるように
俺は親に捨てられたようなモンだ。
だから、俺じゃ幸せに出来ないと思ってフッた。
俺も諦められるように友達もやめた。
だけど、いくら会わなくても諦められなくって
想いは募る一方だった。
そんな時ユー姫チャンの親友に勇気付けられた。」
『紗李亜が……』
そんな……嘘…でしょ?
夢………なんでしょう?
こんな都合の良い夢…いらないよ
夢から覚めたら
悲しくなるだけ
覚めるのなら今のうち