恋の一方通行


またその次の日


昼休み私は屋上に来ていた


なぜか勝手に足が動き
屋上で人を探していた

隼人を



『何やってんだろ。

居るはず無いのに。
バカみたい。』



パタン


隼人!?

「あれ?悠稀?
偶然だな〜一緒に飯食べようゼ」

『あっ…雷樹。

ぅん…イイよ。』

雷樹っていうのは
私の幼なじみ

家が向かいで
気付いたらずっと一緒だった


私の素顔もみんな知ってる




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