魔女サマとペガサス
魔女サマと採取

次の日。

朝目を覚ましたアタシは、騒がしい夢だったわ、と伸びをしながら清々しい朝を迎えた。


が、やっぱりすぐに現実に戻される。



「おはようございます~♪」

「……」



居間の真ん中に佇むペガサス。

ああ、朝日が射し込んで羽がキラキラと輝いているわ…。



「…早いのね」

「お世話になっている身ですから!」

「なんかしてくれたの?」

「しようと思いましたがこの姿では無理でした」



あ、でも羽で風を起こしてホコリをのけました!!


誇らしげに言うヤツ。

確かに寝室に、と貸した空き部屋はホコリっぽかったけども。



< 23 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop