大好きと伝えたくて
ガラっ
保健室のドアを開けると
ベッドに誰か寝ていた
「…優美
大丈夫?体調悪い?」
すると優美は目を開けて笑った
「…大丈夫だよ
ちょっと暑くて」
優美は汗をかいていた
「大丈夫?
寝てていいよ」
「ううん
もう大丈夫」
すると優美は笑って
起き上がった
…その笑顔にやられた
俺はベッドに乗って
優美にキスをした
「…いきなりですな」
「…いきなりだな」
優美はくすって笑った
そして
「隆ってなんか
経験豊富そうなのに
全くそんなことしないね」
「…なに
して欲しいの?」
「ふふっ
別に隆だったらいいよ」