手紙 3 ~ 海を眺めて ~

「好きです。
付き合ってください。

嫌か?」

と言われて
私は首を振った。

私自身
彼を嫌いじゃなかった。
好意はあった。

だから

「私でいいの?
何も出来ないし・・・。」

「お前がいい。」

これで私たちは付き合った。

満月の夜の

満月の下で何回も何回もキスされた。

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