魔法の戦士《bellator》


「結局、こうなったか…」

テーブルを寄せ、床いっぱいに布団がひかれた。


「幸大、ベッドから出たら許しませんの。」

可鈴が言う。

「変なことしたら警察につれてくからね。」

圭が言う。


「かわいそうに。

私が添い寝しようかしら?」

「テナ!

何言ってんのよ!!」

圭が言う。


床には女性3人。

ベッドに幸大。


「俺は寝るぞ。」












まだ陽が昇る前


「じゃあね。

以外と楽しかったわよ。」


カチャッ、

テナはドアを開けて出ていく。






某所


「酒呑童子。」

テナが言う。


「ん?

貴様、裏切ったのでは…

…お前は本当に悪魔か?」


「昨日まで。」

「あのベラトーラとか言う奴か。

なら、直にここにくるのか?」


「違うわ。

彼らはここのことを知らないわ。

私は言ってないもの。」

「そうか。

ところで、なぜ私の名前を知っている。」

「例のベラトーラが推理したのよ。」


「人間のくせに…


で?

貴様は何か用か?」



「あなたに死んでもらうわ!!」

「包丁?

まったく、物騒だな。」
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