魔法の戦士《bellator》
喫茶店


5人、正確には人間4人に悪魔が一匹


彼らの間で数分間、真実が語られた。


「これが、俺の秘密。

テナの話、そして委員長とのこと。

後は、塩見のこと。


姫、何か質問は?」

「塩見さんは何で幸大のことを御主人様と呼びますの?」

姫が言う。

「それは俺に訊かれても…

塩見、何でなんだ?」



「御主人様の命令ですので話します。


先ほど話した通り、私は御主人様に両親を助けてもらいました。

しかし、私には両親の命と引き換えにできるモノがなかったんです。


そこで、しばらく考えました。

私ならば両親の命と引き換えに何ができるのか…と。


そこで思い付いたのが、

私自身を御主人様にお渡ししよう!

と言うことです。

ですので、私のことは奴隷の如く扱ってください。」


「いや、んなこと言われても…」

「私は何でもしますよ?

御主人様が望むならば、

私はただの奴隷ではなく、愛の奴隷。

御主人様のどんなプレイも受け入れます。」

「プレイって、俺が変態みたいじゃねぇか。」

「もちろん、常日頃のお世話も…」

「ダメ!!」
「ダメですの!!」


委員長と姫が言う。
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