魔法の戦士《bellator》
悪魔
数日後
学校
屋上、昼休み
「あれから一度も学校には来ていないのか。」
翡翠が言う。
「携帯も電源を切ってますの。」
可鈴が言う。
「圭の部屋にも行ったが、会いたくないと言っていた。
圭のことはテナが面倒を見ている。」
幸大が言う。
「テナさんは私たちがテナさんを疑ってるのを知らないから、
それか、本当にテナさんは犯人じゃ…」
奈々が言う。
「いや、おそらくテナが犯人だ。
あいつは俺の真名を言えないから鬼にはベラトーラと伝えた。
俺がベラトーラと名乗ったのを聞いて生きている人間以外の奴はテナだけだ。」
「さらには私の槍が火に弱いことは幸大が使ったのを見ていたテナが鬼たちに教えたのだろう。
私は今まで多くの妖怪を滅ぼしたが槍を燃やされたのは幸大の時だけだ。」
「そして、この前の雷を使う鬼の時だ。
妖気に耐性があったが、微弱なモノだった。
翡翠が言っていたことを調べたが、悪魔と契約した人間は妖気や邪気に対してかなりの耐性を持っているはず…
つまり、テナと圭は契約をしていない。
圭は悪魔との契約なんかしたことないからな。
テナが契約したと言えばそうなんだと思い込むだろうな。」
学校
屋上、昼休み
「あれから一度も学校には来ていないのか。」
翡翠が言う。
「携帯も電源を切ってますの。」
可鈴が言う。
「圭の部屋にも行ったが、会いたくないと言っていた。
圭のことはテナが面倒を見ている。」
幸大が言う。
「テナさんは私たちがテナさんを疑ってるのを知らないから、
それか、本当にテナさんは犯人じゃ…」
奈々が言う。
「いや、おそらくテナが犯人だ。
あいつは俺の真名を言えないから鬼にはベラトーラと伝えた。
俺がベラトーラと名乗ったのを聞いて生きている人間以外の奴はテナだけだ。」
「さらには私の槍が火に弱いことは幸大が使ったのを見ていたテナが鬼たちに教えたのだろう。
私は今まで多くの妖怪を滅ぼしたが槍を燃やされたのは幸大の時だけだ。」
「そして、この前の雷を使う鬼の時だ。
妖気に耐性があったが、微弱なモノだった。
翡翠が言っていたことを調べたが、悪魔と契約した人間は妖気や邪気に対してかなりの耐性を持っているはず…
つまり、テナと圭は契約をしていない。
圭は悪魔との契約なんかしたことないからな。
テナが契約したと言えばそうなんだと思い込むだろうな。」