BlackLove

「今は、漫画喫茶に泊まってる。それくらいの金しかないし。」


あたしは漫画喫茶の方向へ向かおうとした。
もう、帰りたいし。


すると、龍哉があたしの腕を掴んだ。


「龍哉・・・・痛い。」

「わ、わりぃ。」


「どうした?」


「あのさ・・・・連れて行きたい場所あるから漫画喫茶の荷物まとめて。」


「どこ?まとめるって・・・・?」


「泊まるあてあるから。信じて来いよ。」


まぁ、たしかに金もピンチだし・・・。
あてってことはどっかの家ってことだよね?


あたしは頷いた。


そして、漫画喫茶にある荷物をまとめた。



それにしても・・・・


どこに行くつもり?



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