BlackLove
「あいつ、女子からの呼び出しで今、どっか行ってる。」
「あっそ。」
へぇ、あんな龍哉のこと好きになる人いるんだぁ。
龍哉にもモテキがきたのか?
あたしは、自分の教室にたどり着いた。
「じゃっ、また昼に。」
あたしは、呟いてから教室に入った。
「凛、足大丈夫??」
「やっぱ、授業中のムードメーカーいねぇとつまんなかった!!」
「早く、治すんだよ?」
みんな、意外にあたしのこと心配してくれてる。
嬉しかった。
「ありがとう。」
それにしても、授業中のムードメーカーって
あたし、笑いを起こすことなんてなんにもしてないんだけど。