BlackLove

授業が終わって、教室に戻ろうとした。


「凛、一緒に教室行こうぜ。」


「嫌。一生嫌!!」


あたしは、そのまま無視して歩き出した。

すると、


「俺、凛のこと好きだよ?」


「友達としてとか言いたいんでしょ?あたし、友達になった覚えないから。」


「そうじゃなくて、恋愛として。」


「冗談にしては、きついよ?軽いし、チャらい人に言われても説得力ないし。」


「でも・・・「それ以上、言うと怒るよ?」


あたしはそのまま、松葉杖で一歩を大きくして歩き出した。


転校生はその後、早退したらしい。


あたしにとったら、嬉しいけどね。







< 183 / 362 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop