BlackLove
「大学、行ってるの?」
「今は、学科休みやねん。1ヶ月だけやけどな。」
「その間、毎日遊んで。」
「高校行かんくていいん?出席日数足りるん?」
「・・・・行きたくない。」
いっそのこと退学でもしようかな?
でも、そしたら奈美が怒るしな。
「分かった。」
「いいの?」
「ええに決まってるやろ。ただし、遊ぶときはちゃんとした私服でな。」
「は~い。」
「あ!俺の名前言ってなかったな。壱夜(イチヤ)。」
「あたし、凛。」
その後、あたし達はメアド、TEL番を交換した。
そのとき、21通ものメールが来ていた。
すべて龍哉と健からだった。
もちろん、無視した。