BlackLove
あたしは、河原にたどり着く道を歩く。
あともう少し・・・・・!!!
でも、そこの道を・・・・
健と龍哉が歩いていたんだ。
「「凛!!」」
2人があたしに駆け寄ってくる。
「お前、サボりかよ~。」
「でも、なんで急に?」
2人の声を聞くだけで心が痛い。
誰かに助けを求めたくなる。
こんな気持ちになったのは、ほんとうに初めてだった。
大切な友達なのに、
大好きなのに
離れなくては傷つけてしまうから。
「凛?友達か?」
壱夜があたしの隣にやってくる。