BlackLove

「高倉もさ、もっと自分を出せば?」


「はっ?」


その会話の後、

あたしと虎組の組長は、何もしゃべらず、学校へ向かった。


あいつ、一体なんなの?


「凛、おはよう。」


「おはよう。」


これでも、あたしはまじめキャラ。

もし、本性がばれたら、絶対友達とかできなくなるし・・・・。


「今日さ、なんであの人と?」

さすが奈美。
ほんとは、『あいつ』っていう奈美だけど、こらえたか!!


「ちょっと変な人に絡まれた。」


「凛、あたしの家においでよ。」


「大丈夫。迷惑かけらんないから。」




< 25 / 362 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop