BlackLove
隆平は、なにか不思議なものを見るような目であたしを見ている。
「ほんとに凛か??別人みたいだ。・・・姉ちゃんに似てる。」
姉ちゃん。
その言葉、まだ心の中にあったんだ。
「てか、俺、健に電話したんだけど・・・。」
「健と今日たまたま会ったんだ。」
「そっか。どこにいたんだ??今まで。」
「龍哉の元カノの家。」
この質問、なんか疲れる。
さっきも答えたし。
「この町にはいつ?」
「今日。」
驚かせてばっかりだな笑
隆平、変わってないなぁ。