BlackLove
幸せ
龍哉、
全然変わってない。
身長ちょっと伸びてた。
まっすぐな性格も
力強い腕も
あたしも見る目も。
忘れられるって思ったのに、
忘れようって努力したのに
また忘れられなくなるのかな。
「凛!!」
「尚くん・・・。」
尚くん、追いかけてきてくれたんだ。
あたし、尚くんの楽しみ奪っちゃったかな。
後輩と楽しく休憩する予定だったんだよね、きっと。
いろいろと聞かれるのかな。