BlackLove
龍哉は、ちょっと驚いた顔をしていた。
高校のときと変わってない。
「そっか。俺も協力する。」
「うん、ありがと。でも、彼女さんのこと幸せにしてあげないと。」
龍哉の彼女って、どんな人だろ?
きっと、紗江みたいに心優しい人なんだろうな。
「話は終わり!ごめんね、忙しいのに呼び出して。あたしもそろそろ働きに・・・。」
「違う!!!!!!!」
ち、ちがう?????
なにが????
「彼女なんて・・・・いないんだ。」
龍哉はあたしの腕を掴んだ。
優しく・・・・。