BlackLove
「高倉って、姉ちゃんいるのか。」
そっか。
虎組の組長は知らないんだ。
でも、知らないままのほうがいい。
同情とか嫌い。
世界一。
「まぁね。あたしの憧れだから。」
「そうだったのか。会ってみてぇな。」
あたしだって会えるなら会いたい。
だけど、もう・・・・。
「よし!じゃ寝るか!」
そうだ、寝よう・・・・って
あたしどこで寝ればいいの?
「高倉、このソファーでも大丈夫か?」
「大丈夫だけど、2人は?」
「寝室にベッド2つあるんだ。」
「そう。じゃーおやすみなさい。」
あたしはそのままソファーに寝転がった。