BlackLove
隆平はしばらくして寝た。
よくそんなに寝れるよな・・・・?
俺はリビングに行った。
すると、まだ高倉が起きていた。
俺は、高倉の隣に座った。
こいつ、緊張して眠れねぇのか?
俺、一応男だし。
「俺さぁ、たまに夜中でも組から呼び出されることあって、最近眠れねぇんだ。」
そう話すと、高倉の表情がゆるくなったような気がした。
てか、同情されてる??
「どうして、組長になったの?」
いきなりの質問に心の中で動揺してしまった。
「先祖代々受け継がれてきたから。」
こう答えるしかなかった。
他に理由なんてねぇし。
高倉はあっさりした理由で驚いているんだろう。
そして、俺は細かく理由を話した。
なんか、納得してくれたみたいだ。