BlackLove


「もうこの世にはいない。」


少し寂しそうだった。
あんな強気の高倉が。


「じゃあ、隆平は・・・。」


もしかして・・・・


「姉貴が死ぬまでずっと傍にいた彼氏。今は、普通に過去にとらわれないで生活してるみたいだけど。」


「そうだったんだ・・・・ごめんな。」


だから、隆平の奴、俺のこと・・・。



さっきこいつが俺の理由に納得してくれたのが分かる。

仲間が大切だってこと。


そして、姉ちゃんのことが大好きだったってこと。









< 68 / 362 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop