BlackLove
「遅いから見に行けって言われて・・・・これかよ。」
あたしだって、好きでこんな状態になってるわけじゃない。
だいたい、自販機の飲み物買わせてくれれば済んだことなのに。
ヤンキー達はあたしと龍哉のほうへ殴りかかってきた。
「背中、頼む。」
あたしは、龍哉に頼んだ。
ここは、組長として仕方ねぇ。
いつもは、奈美なんだけど、今日限りは。
「そっちもな。」
そして、喧嘩が始まった。
でも、5分後・・・・
あたしと龍哉の圧倒勝利。
「ふざけんじゃねぇ!!!!」
あたしは後ろから来る集団に気づかなかった。
まだ、こんだけ・・・・
と思ったとき、
「やめとけ。」