愛している君へ
Suicaで支払おうとする俺。
「Suicaで払いたいんですけど」
小声で何か言うまりえ。
「どうやるんだっけなこれ」
「どうかしました」
よっぽど恥ずかしかったのか、顔を赤らめながらまりえが答える。
「いえ大丈夫です失礼いたしました」

そんなどでも良いような会話をしながら買い物を終わらせ店長にコーヒーを持っていったのだがやはり、この一言。

「あっ暖かいの買ってきちゃったの」

「スイマセン替えてきます」

「良いよ別に」
店長はそう言ってくれたが俺は即答だった。
< 3 / 5 >

この作品をシェア

pagetop