* 王子と契約彼女 *




「「え、ぇぇぇええ?!!」」



私はちかと口を揃えて大声を上げた。



「だ、だ、だれ?!」



私は興奮したまま真由美に問い掛ける。



「それは、内緒‥‥///」



頬を赤らめる真由美。
こんな真由美、見たことがない。

するとすかさずちかが言う。



「バスケの試合に来るってことは‥バスケ部?」

「///」



真由美は何も言わず頷いた。



「まさか‥優くん?!」

「え?!」



ちかが冗談を言ったのに本気で受けとった私。

真由美がすぐに挽回する。



「ありえないから大丈夫。」



なんか、"ありえない"って悲しかったけど(笑)

続けて真由美が言う。



「試合のときに言うから///」



そして朝まで真由美の恋ばなで盛り上がった。




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