闇の中でも…。



「ねぇ、レン。あたしたちずっと一緒だよね?」


ランは両親が他界した時から、レンにこう聞く。

それに対し、レンはいつもと同じように


「あぁ、ずっと一緒だ。」

ランを悲しませないように…

「エヘヘ、レン大好き」

「俺も、好きだよ。」

何も知らない人から見ると、シスコン、ブラコンと呼ばれるが二人はまったく気にしなかった。。


「レン、今日のお昼はなぁに??」

「着いてからのお楽しみ♪」

「ぶぅ。意地悪」

ちなみに、レンのほうが兄である。

そして、料理なども完璧だがランは不器用でまったくそうゆうことが出来ない。

だから、料理などはレンがしている。


「ラン、ほら見えてきたぞ。」

「うわぁ、キレー」


「ねぇ、レンあっちにアーチみたいなものがあるよ!!見に行こうよ」


「いいぜ。」




ランが見たいと言ったアーチには直ぐに着いた。



「わぁ、おっきぃね。」


「そうだな。」


「レン、通って見ようよ」


「あぁ」



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