大好きだけじゃ、足りない
水曜日になった。
やっぱり、屋上行ってみよう。
真奈「遥〜、なんかダルいから先生に
保健室行くって言っといて
もらってい??」
遥「大丈夫〜?りょかあい!」
みんなは教室を移動した。
一段ずつ、階段を駆け上がる。
みんなに屋上にいるなんて
言えない。
でもやっぱりみんなに
嘘をついてるということに
罪悪感はあった。
だけど
それくらい
好きなんだ。
屋上の重いドアを開ける。
その瞬間…
真奈「………」
頭が
真っ白になる。