大好きだけじゃ、足りない
小原先生「相沢、紙とペンある?」

真奈「ああ。はい」

私は胸ポケットに入っていた
ペンとメモ帳を渡した。
先生はその紙に
何かを書いた。

小原先生「困った時あったらいつでもメ
     ールしろ。はい。」

私も、アドレスが知りたいと
思っていた。
同じ時、同じことを思ってた
なんて…なんだかすごいな。

真奈「帰ったらメールする」

小原先生「おう」

チャイムが鳴った。
授業の終わりだ。

先生…
また、夏休みに
会いたいな…


小原先生「んじゃ。またな」


二人はその場所から離れた。
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