大好きだけじゃ、足りない
真奈「はい?」

家に来ていたのは百合だった。

百合「暇だったから来ちゃった〜。
   ちょうど近くまで来てたし」

真奈「わかった!上がって〜」

…うん。
百合には話そう。


百合「てか外ちょー暑い!!真奈ん家
   涼しい〜」

真奈「百合、あのさ…ちょうど私、
   相談があって…」

百合「なに?どしたの?好きな人?」

百合には何でも分かってしまう。
長い付き合いだからかな…

真奈「よく聞いてね、あとこのこと、
   絶対誰にも言わないで」

百合「分かった。黙ってる」

真奈「あたしさ…学校の先生のことが
   好きになっちゃったみたい」

やっぱり百合は驚いていた。
でも私の目を見て、
しっかりと真剣に話を聞いてくれた。
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