FRUIT MIX.
「 本当にごめんなさい……。祐司さん…色々とお手数おかけしました…。
苺?いい人見つけたわね?」
お母さんは私ににっこりと笑いかけた。
お母さんの笑顔久しぶりにみたな。
何年ぶりだろ…。
なんか嬉しいな。
「 うん!」
「 それで、お母さん。僕から提案があるのですが…。」
「 提案?」
祐司さん…?なに言い出すの?
私は内心ドキドキしていた。
「 お母さんはFRUIT MIX.をご存知ですか?」