FRUIT MIX.
「 冷静な訳がないだろ!考えてみろよ!
苺がモデルになっても、いきなり有名にはならない!
保険でも高校に入っておくべきだったって思い直すだろうが!
モデルなんてこの世にはウジャウジャいるんだぞ!?」
「 わかってる!なんで!なんで真司は応援してくれないの………?」
真司はため息をしてから呟くように言った。
「 心配なんだよ。苺が……」
「 へ?」
真司は少し寂しそうな顔をした。