FRUIT MIX.
「 蛍ちゃん…いつの間に…」
「 うーんとねぇ…」
蛍ちゃんは考える素振りを見せた。
可愛い…
女の私でも見惚れてしまう。
「 今まで買い出しに行ってて、それを置きにきたら苺ちゃんがいたの
だからついさっきだよ♪」
確かに凄い荷物だ…。
そして重そう。
「 何か持ちましょうか?」
「 本当!?ありがとう!じゃあこれお願いします…」
差し出された荷物を持ち
私と蛍ちゃんは家の中に入って行った。
「 ただいま!」
「 蛍遅いって…
苺ちゃんっ!?」
圭さんは私がここに来たのを驚いているのだろう。
まぁ当たり前か。