FRUIT MIX.



「 でもね?やっぱり運命ってあるんだって今日思ったの」


「 どうしてですか?」


「 苺ちゃんと出会えたのは運命の神様があたし達を導いてくれたんだって。苺ちゃんが圭と秀太に運ばれてきたとき、直感的にそう思ったの」



「 ありがとう苺ちゃん。はい、終わったよ。」


「 蛍ちゃんっ!」


「 私こそ、ありがとう。」


私は蛍ちゃんに最高の笑顔を見せた。


「 蛍ー。サイズ測れた?」


「 圭っ!今着替えてるから入ってきちゃだめっ!あと、感動を返せっ!」


「 蛍ちゃん、もう大丈夫だから圭さん殴らないであげて…」



「 大丈夫苺ちゃん。痛くないから」


確かに痛くなさそうだ。




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