最低男に恋をして。



「高嶺悟は?」

少しショックを受けながら
呟くように尋ねる。


「俺もバイト。」
「っえ!?」


高嶺悟、バイトしてたの!?

なにそれ!!
行きたいっ!!


「ど、どこでしてんの!?」

すがるように近づく私に少し下がる高嶺悟。


若干、引かれてる?私…。



「いや、普通に。居酒屋」

居酒屋かぁ。
じゃあ入れないかな?

私、結構童顔っていうか
年相応な顔だから…。




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