最低男に恋をして。
そこまでミーハーでもない私でも知っている。
あいつは、高嶺悟。
高嶺悟と書いて
女の敵。と、読む。
なぜなら
今まで使い捨てされた女は数知れず…。
噂じゃ、保健室の先生にも手を出したらしいし、
成績がいつも1位なのは、テスト作成の先生と繋がってるかららしい。
とにかく!!
そんな最低男が私の憧れ、茉莉子ちゃんをもてあそんでる!
と、いう事実をほっとけるほど私は薄情な人間じゃない。
「ミエ!
私、茉莉子ちゃんを守るから…」
「はぁ?」
鼻息荒く、私
タケイ ミサト、出陣!!