最低男に恋をして。



っつっても…。


「はぁ。」

どうすんのよこれ。


彼女に頼まれたのは
文化祭の企画書。

クラス企画長なんだから自分でやれよ。
なんてこと言えなくて…。

お人好しというか、
都合が良いというか。


はぁ、こんな自分
嫌になる。


重い気持ちを抱えながら
実験室に向かう。



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