最低男に恋をして。



「あーぁ。やだやだ。
茉莉子の目がギラギラしてる」

「やばい!
メイク直さなきゃ!

っあ、今日からダイエットもしなきゃだし…。

っでも!?
ねぇ、高嶺悟のタイプってどんなんだと思う?
まさかのポッチャリ系じゃないよね?」


「あんた…

あぁ、女って怖い。
さっきまで死にそうな顔してた癖に。」

「ちょっと加奈子!!
聞いてみてよ、
高嶺悟のタイプっ」

「なんで私が!?」

「私が気持ちが聞いたらばれるでしょ!?」


「はぁ、超自己中」

「お色気セクシー系かな?
やっぱり。」

うーん、胸無いからな。
それは難しいな…。




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