お隣さん〜近くて遠いキミとの距離〜


あたしたちがそう言うと笑顔でこっちを向いたお母さんたち。



「まさか、行かないとか言ってるわけじゃないわよね?」

「そうよねぇ」

「そんなこと言われたら、どうする?千秋さん」

「そうね…。もうこの家にはいれないわよね」



えぇっ!?



「あたしっ、やっぱり行きたいな〜!」

「…お、俺もやっぱり行くことにしようかなぁ〜?」



慌てて言ったあたしたち。



はぁ〜…。



結局こうなるんだね…。

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