お隣さん〜近くて遠いキミとの距離〜


結局、2人でショッピングとその辺をブラブラすることにした。



少し歩くと、大きな建物が見えてきた。



「あそこ行きたいっ!!」



大きめのショッピングモール。



それをみてあきらかに嫌そうな顔の郁。



「人多い」

「しょうがないじゃん。ほら、次はあの店!!」

「まだ行くのかよ…」



それから、いろんな店を回った。



「次はあそこ!」

「これで最後にしようぜ…。この店見終わったら昼飯食べる」

「わかったわかった。あっ!これかわいいっ!!」

「女ってそういうの好きだよなぁ…」

「えぇ、だってかわいいじゃん」

「よくわからん…」



ホントに郁は乙女心がわからないんだからっ。



< 47 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop