お隣さん〜近くて遠いキミとの距離〜
結局、2人でショッピングとその辺をブラブラすることにした。
少し歩くと、大きな建物が見えてきた。
「あそこ行きたいっ!!」
大きめのショッピングモール。
それをみてあきらかに嫌そうな顔の郁。
「人多い」
「しょうがないじゃん。ほら、次はあの店!!」
「まだ行くのかよ…」
それから、いろんな店を回った。
「次はあそこ!」
「これで最後にしようぜ…。この店見終わったら昼飯食べる」
「わかったわかった。あっ!これかわいいっ!!」
「女ってそういうの好きだよなぁ…」
「えぇ、だってかわいいじゃん」
「よくわからん…」
ホントに郁は乙女心がわからないんだからっ。