お隣さん〜近くて遠いキミとの距離〜
放課後…かぁ。
郁と帰りたかったんだけどなぁ。
まあ、いいか。
今日はユリに話を聞いてもらおう。
あたしもユリに相談に乗ってもらいたい。
ユリはあたしの「過去」を知っている。
これからどうするかユリに相談しよう…。
あっという間に放課後になって、あたしは郁に先に帰っててと伝えるとユリと近くのマックに来ていた。
ユリは「郁くんと帰ってたこと忘れてた…ごめん!」と謝ってくれた。
郁と帰りれなかったのは残念だけど、そんなに謝らなくても大丈夫なのにな。
でも、ユリのそうやってちゃんと気づいてくれるところが大好きだ。