I can …


いち早く喋ったのは
男子学級委員だった。



「荘司の責任だからな。
しっかり
レッスンしてやれよ。
全く…」



その言葉に
耳を立てる取り巻き一味。


迷いが生まれたようだ。


早く終わらないかと
私は他人事のように思った。


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