I can …



「あ、クラスの方は
いいんですか?
集合してますよ。
ってコレ、
帝さんからの伝言ですけど」



「……あ゛っ!!
忘れてた…」



駆け出そうとした彼の足に、
柊荘司が
自分の足をひっかけ、
栫徳重が倒れた。


いつものことなのか、
手のつき方が
上手く擦り傷一つない。


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