こい×ばど ー恋×羽球ー 1
案の定、骨は折れていた。
歩くだけでも痛いって言ってたしな…
お金を払ってルイがもどってきた。
出すって言ったのに、言うこと聞かなかった。
「明日から学校どーしよぉ…」
「下りも混むよな。」
「座れるけどね。」
「家まで送るよ。」
「お願いします…」
俺はルイを背中にのせた。
ちっちゃいから、妹に見られてる。
「マミーに挨拶する?」
「するに決まってるだろ。」
「日本語通じないかも。」
「何人!?」
「…アメリカ。」