こい×ばど ー恋×羽球ー 1



アメリカに行く日が来ちゃった。
同時に、大生と別れなきゃいけない日が来た。

ずっと泣いていた。


「ほら、泣くなよ。」

「だって、大生とぉおぉぉぉ!」

「子供じゃないんだから…」

「大にぃ、愛してるだっちょ。」

「うん。」

「だから…行ってきます…」

「最後に!
……………キスしよ?」

「うん!」


柔らかい、柔らかいキスだった。


−またね−


こんなカンジのキスだった…







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