こい×ばど ー恋×羽球ー 1
夕陽を浴びて、お互いの顔が真っ赤だった。
長く影が伸びていて、身長差がすっごい衝撃的だった。
「そういやデート、まだしてなかったな。」
「そういえばそうだね。」
「どっか行きたいとことかない??」
「遊園地!!!!!!」
「遊園地いいな!!よし、決定!」
繋いだ手が離れないように、
ウチは少しずつ手に力を込めた。
力を抜いちゃうと、
どんどん離れていっちゃう気がした…