腐っていてもよければ
朝、ケータイが震えて目を覚ました。
制服に着替えて、下におりると、案の定だった。モンスターが食べ散らかしたものでリビング、ダイニング、キッチンが荒れていた。
ため息をついて、片付けをする。一体、いつまでこんな生活をしなくちゃいけないんだろう。
早く、自分のことを自分だけで決められる歳になりたい。
ゴミを全部片付けて、家を出た。勿論、部屋には鍵をかけるのを忘れてはいない。
誰もいない道は空気が澄んでいて、自分すらも清められてるような気がして、嫌いじゃない。
鬱々としてる気持ちを切り替えて、藤咲くんに会おう。
教室でいつも一人の時間がある。朝練の声を聞きながら、窓から外を見る。
一人だけれど、遠くから聞こえる声で一人じゃないと実感する。この瞬間は嫌いじゃない。
制服に着替えて、下におりると、案の定だった。モンスターが食べ散らかしたものでリビング、ダイニング、キッチンが荒れていた。
ため息をついて、片付けをする。一体、いつまでこんな生活をしなくちゃいけないんだろう。
早く、自分のことを自分だけで決められる歳になりたい。
ゴミを全部片付けて、家を出た。勿論、部屋には鍵をかけるのを忘れてはいない。
誰もいない道は空気が澄んでいて、自分すらも清められてるような気がして、嫌いじゃない。
鬱々としてる気持ちを切り替えて、藤咲くんに会おう。
教室でいつも一人の時間がある。朝練の声を聞きながら、窓から外を見る。
一人だけれど、遠くから聞こえる声で一人じゃないと実感する。この瞬間は嫌いじゃない。